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卒業生インタビュー 20代以上の大人の進学について

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自己紹介
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最初に、名前と旭陵高校を卒業した年と、今通われている大学を教えてもらっていいですか。
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岩田と申します。 2024年の3月に旭陵高校を卒業いたしました。 今通っているのは日本福祉大学の通信教育部の福祉経済学部です。
① いつ頃から進学を考えていたか
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今日は20代以上の大人の進学についてということでお話を伺うんですけれども、いつ頃から大学とかも含めた進学を考えていましたか?
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旭陵高校に入学してしばらくはとにかく高校をまず卒業するということで、それだけが目標だったんですが、 2年生になって旭陵校舎のK2教室を使うようになって、そこで進学就職資料コーナーの通信制大学のパンフレットを見つけたのが、一番最初のきっかけだったかなと記憶しています。
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そこから実際に何か調べたりとか具体的に動き始めたとかっていつでした?
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そうですね、本当に動き出せたのは4年生の後期に入ってから
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卒業する年の最後に、そこから願書取り寄せたりとか
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そうですね、本当にもうギリギリになってしまったし、最終的に決断できたのは本当に願書の締め切りの時期でした。
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そこまで結構いろいろと悩まれたりとかってことがあったわけですね。
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そうですね。2年生の時に通信制がある、大学にも通信制があるんだなってことは発見できていたんですが、自分は体調が不安定な時期もあって、毎日目の前のことで、まず高校のレポートするとかで、目の前のことでいっぱいだったな、必死だったなって記憶しています。
② 進学をしたいと考えたきっかけや理由
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進学をしたいと考えたきっかけとか理由って何かありましたか?
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今不登校で悩んでいる方が多いと耳にしたり、旭陵高校の中でも校誌(冊子)とか生活体験発表会を通して、様々な背景の中で皆さん入学されているということを知って、 私自身も中学校の時に不登校になって、私の場合はやり直すまでに、ここの旭陵高校にたどり着くまでに約20年かかってしまって、その間もずっと苦しかったので、旭陵高校で過ごした時間の中で、学ぶことの大切さだったり、必要性を痛感したり、自分にできることを何もないかもしれなくても探したいと強く思ったのがきっかけになって、 そもそも人生の様々な場面の悩みに一緒に向き合うには何が必要でどういう方法があるのかなということを知りたくて、福祉とか心理系の勉強ができる大学を探しました。
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じゃあ結構この学校で学校生活を送ったこととか学んだことも、分野選択にはかなり影響していたということですかね。
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本当にそこが強いきっかけになりました。
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もうちょっと勉強したいなという気持ちもあったんですね
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そうですね 純粋にせっかく勉強するっていう機会を、本当に私の場合はゼロからに等しかったんですけど、3年間やってきたのでもう少し勉強を続けてみたいなと純粋にそういう思いがありました。
③ 進学をする上で悩んだことや迷ったこと
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進学をする上で、やっぱり前向きな理由が、進学したいなって思いがありながらも、悩んだことや迷ったこと、あったんじゃないかなと思うんですけども、そこについてお話いただいてもいいですか。
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特に悩んだのは3つありまして、 これから先卒業した後の生活と仕事との両立ができるかどうか、新たに本当は就職しようと思っていたのでそれをうまく両立できるかなというところと あと一番大きかったのは年齢のことです。 今からさらに大学4年間通って、その後に資格を取得したいなと考えていたので、受験をして全く未経験の業界に飛び込むというのは、とても厳しいことですしもし、それがうまくいかなかったらそこからまた別の仕事を探すというのはもっと厳しいというところですね。 3番目は学費のことです。 卒業後定年まであと何年働けてどれくらいで採算が取れるかなっていうことも正直考えました。
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そうですよね。 学費は通信制大学だと比較的抑えられているとはいえそれでもやっぱり負担にもなりますね。
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本当におっしゃる通りだと思います。
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じゃあ残りの自分の働ける期間とかける時間、お金がある種、見合っているかどうかというところを天秤にかけて、それでも今回決めたいというところは、それでもという思いだった。
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そうですね、自分にとって、今の自分にとってはやっぱり学ぶっていうことにとても価値を感じていた、そこが後押しになったかなと思います。
④ 進学を決断した決め手
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進学を決断した決め手について、もう少しお話いただいてもいいですか?
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はい。 考えていく中で、自分がどうしたいのか、何を優先すべきなのか、途中で本当にわからなくなってしまいました。 その時に、この旭陵高校のクラスメイトとか、あと旭陵高校の先生方に、たくさん相談させていただいて、その相談していく中で自分の気持ちに気づくことができたというのが、大きいです。やっぱり自分は進学したいんだなってはっきり分かりました。 それが分かっても、今度はやっぱり進学したいと決めても、体力にも正直学力にも自信がなかったので、現実的に自分に本当に大学、本当に自分できるんだろうかっていうのが大きかったです。その時にいくつか行動をして一個一個イメージをしてきました。
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説明会とかにも参加はされましたか?
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はい、これがすごく大きかったなと思うんですが、通信制大学の合同入学説明会というのが名古屋でも開催されていて、それが1月なのでまだ間に合うなということで、そこに足を運びました。 そこで各大学の実際のテキストとかシステムですね、こういうふうに勉強するよっていうブースがそれぞれあって、そこで実際まず確認してみたっていうのはすごく大きかったと思います。
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じゃあ迷われている人にも、ぜひそこは行ったほうがいいっていうことですね。
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そこはお勧めしたいですし、あとは今は通信制大学生の方がよくブログだったりVlogを投稿されていたりするので、そういうのを探して、どんな学習スタイルで実際どういうふうに生活されているのかっていうのを見に行ったりしました。あと一番大きかったのは、やっぱりもう最後に後押しになったのは、時間は有限だなっていうことを、人生には終わりがあるんだなっていうことを痛感するようになって、 今までの自分だったら、全部の準備が整ってからでないと、先に踏み出すっていうことができなかったんですけれども、これが整ったらやろうって言っているような時間は、もしかしたらもうないかもしれないなって思ったし、 私も旭陵高校に来てやり直すまでに20年かかってしまって、出会ったクラスメイトとか先生方が本当に大好きなんで、間違いなく今でよかったんですけど、ただやっぱりもっと早くここにたどり着きたかったなとか、もっと早く行動してたら、いろいろと違っていたなという後悔もすごく深かったので、それを踏まえて、今から進学して4年間ノンストップで走り続けられなかったとしても、もういいじゃないかって、(その時は)自分を許して、休学するっていう条件も調べて、 単位制なんで続きからまた始められるし、とにかくできるところまでやってみよう、とにかくやり始めようって思った瞬間に進み出せた、段階を重ねて踏み出せたということですね。
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そういうことはある種大人だからこそ気づける、10代だともっと長い期間がこの先の人生あるって思えるところも、やっぱりそういうところはあるかもしれないですし、全ての準備が整ってなくてもできることからやっていくっていうのは、大切なことだと思います。
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今までの後悔を踏まえているところは大きいです。今の頑張れるとか信じられる一つになっているという感じですかね。
⑤ 実際に進学をした現在の心境
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実際に出願をして、進学をされて、現在半年ちょっとですかね、過ごされてきたと思うんですけども、 現在どうですか、実際その学習の状況とか生活に関しては。
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はい。 正直にお話しすると、入学してからしばらくは本当に孤独感とか思うように進んでいかない焦りでいっぱいになりました。 私の通信制大学は入学式も試験も全部オンラインですし、授業も基本的にはオンデマンドの録画の授業で完結するので、これまでの旭陵高校の生活のように、毎日の学習の細かい疑問を相談し合えるクラスメイトだったり、対面で質問できる先生っていうのが、みんな一人でやっていくっていうところだったり、全て自分で管理する、本当に全て自分で管理していくっていうところですね。大変だったんですが、3年間高校でやってきたことを思い出して、そもそも自分が高校を卒業するなんて絶対無理って思ってたことが、できたっていうのがすごい支えになって、無理と思ってたけどできたっていうことで、それを支えに一個一個積み重ねて、今はやっぱり進学して大学で学びを経験できていることは、本当に良かったなと新しい発見もできて思えています。
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やっぱり旭陵高校で3年間自己管理しながらやってこられたことも、今の頑張れるとか信じられる一つになっているという感じですかね。それがなければできていないと思います。本当にそれが今の自分の土台になっています。
⑥ 20代以上の大人の在校生へのメッセージ
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最後の質問なんですけれども、旭陵高校にも岩田さんと同じように、20代以上の、いわゆる大人と言われる方が、いろんなお仕事だったり、家庭の事情、いろんなことありながらも懸命に学ばれていて、岩田さんと同じように、もう少し学んでみたい、でもって思う方が多分いっぱいいらっしゃるんじゃないかなと、思うんですね。そういった方にメッセージがありましたらお願いします。
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本当に進路を決断するのは本当に簡単じゃないですし、答えが出るまで本当に苦しいですよね。そうだと思います。 ただどうしても現実的に願書だったり、奨学金の受付には期限があって、説明会も日程が決まっているので、誰かに相談するにも考えがまとまってなかったり、アドバイスをもらってその通りにできなかったらって考えると、踏み出せないかもしれないんですけれども、特に奨学金はいろいろな種類があって複雑なので、困ったらぜひ奨学金の相談ができる担当の先生に、助けを求めてみてください。私はちょっと出遅れてしまいましたが。あとは学ぶスタイルは本当にたくさんあると思います。通信制でも大学によって全く違うので、テキストを使うのかテキストがないのかだったり、 レポートの提出スタイルも、郵送で添削を受けるのかも、全てオンラインでできるのか、学習が自宅で完結できるのか、スクーリングがたくさんある方がいいのか。通信制は通学に比べると少ない費用、学費ではあるんですけれども、本当に通学じゃなくても、自分にやりたいことができるのか、目的に合わせて資格を効率的に取りたいのか、学びをもっと深めたいのかによっても、そのあたりは変わってくると思いますので。私の大学は通信でやってみて、条件が合えば通学に(切り替える)。試験がありますけれども、そういう方法もあるかもしれないので、ここがちょっと自分の目的とスタイルが合わないと、本当に辛くなってしまうと思いますので、よく吟味してみてくださいということと、あとは最後に考え尽くして、やっぱり進学じゃないなっていうのももちろん選択の一つだとしても、どうかご自身がこれだな、これだと納得できる答えにたどり着けるように、私は心から祈っております。

進路学習会(通信制大学編) 2024/6/16 開催

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冒頭挨拶

時間になりましたので、開始させていただきます。本日はとても暑い中、空調が悪いこの体育館にお集まりいただきまして、ありがとうございます。当初、予定していたよりも、かなり多くの保護者の方に関心を持っていただき、予約だけでも60名以上の方がご参加いただきました。今日は暑い中で短時間になりますが、本日は、中央大学の杉川先生にお話しいただきます。杉川先生は地域系大学や地域系高校に関する研究をされており、本校も見学に来ていただき、実態を理解していただいております。まずは45分間お話を伺った後に、質疑応答を予定しております。よろしくお願いいたします。

皆さん、こんにちは。ただいま紹介に預かりました、中央大学文学部の杉川と申します。大学の肩書きはありますが、まだ若いキャリアということで、少し心配かもしれませんが、今日は通信制大学についてお話しします。通信制大学の可能性や特徴について知っていただき、今後の人生の何かのタイミングで役立てていただければと思います。私自身も、高校3年生にお話しさせていただくのは初めてで、こんなにたくさんの方に来ていただけるとは思っていなかったので、本日皆さんにお会いできて、とても嬉しく思っております。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめに、一番大事なことを言います。いつでも水分補給をしてください。大変暑いと思いますので、適宜休みながら過ごしていただければと思います。水分補給は自由にしてください。よろしくお願いします。

ではまず最初に自己紹介をさせていただきます。現在、中央大学の文学部教育学専攻に所属しております。学部時代はローニングを経て筑波大学に入り、その後大学院から京都大学に進み、現在中央大学に着任しています。専門は教育関係で、教育工学や大学教育学の分野を研究しています。授業をどうやったら面白く、理解が深まるかについて研究し、大学の授業を改善する方法論などを学んでいます。

普段は、皆さんのような高校の教育をどうにかしようと頑張っている先生方とともに、小学校や中学校の教育や、先生になる人を応援する仕事もしています。大学生がもっと上手に授業できるようにサポートすることに関心があり、今もその仕事をしています。最近は高校さんにもお世話になっています。好きなものは美味しいご飯、お散歩、おしゃべりが大好きです。餃子は大阪王将の冷凍餃子が好きで、毎年個人的にノーベル平和賞を作っており、2017年度の優勝は大阪王将の餃子でした。興味がある人は冷凍餃子を試してみてください。という感じで緩くやっていきたいと思っています。

Padletについて

本日は多くの方に集まっていただいているので、できる限り皆様の考えやご意見を伺いたいと思っています。もしよろしければ、スマホをお持ちの方はスマホを取り出していただき、QRコードを読み込んでアクセスしてみてください。お手元の資料にも同じQRコードがございますので、そちらもご利用ください。少しお時間を取りますので、まずはアクセスを試みていただけたらと思います。

少々お待ちください。はい、失礼しました。ちょっと明るくなってしまいましたが、QRコードをお手元の資料などでアクセスしていただきましたら、Padletというサイトにアクセスできるかと思います。これは匿名で意見を投稿することができ、会員登録をしなくても誰でも書き込んだり、いいねや返信ができるものです。今少しお時間を取りますので、投稿練習をしてみてください。

投稿練習の下にプラスマークがあります。プラスマークを押すと、タイトルと書き込める場所があります。例えば、タイトルを「テスト」と入力し、何か書いて公開を押すと、投稿練習のところに誰かが投稿したものが見えます。少しお時間を取りますので、この投稿練習に何を投稿していただいても構いません。タイトルをスキップしてもOKです。「あー」とか書いて公開すると投稿できます。さらに、ハートマークがあり、「ほんまやな、私もそう思う」という投稿にいいねを付けられます。

「ほんまですね」と返信をすると、私の授業で使っているアカウント名で返信されるので恥ずかしいのですが、匿名の方だと匿名で返信ができます。まずは投稿練習をしてみてください。

では、練習して操作に慣れてきた方がいらっしゃいましたら、少しお時間を取ります。ここ少し分かりにくくてすみません。背景を白くして文字を見やすくしたので、一列一列の区切りが見えにくくなっていますが、列ごとに別の内容を投稿することができます。区切りを分かりやすくするために色を変えますね。これで少し分かりやすくなりましたでしょうか。

本日は生徒の方、また保護者の方にご参加いただいていると思います。そこで、生徒さん用の列と保護者さん向けの列を用意しています。皆さんが大学進学についてどのようなことを不安に思っているのか、気にかけているのかを把握したいので、素朴に分からないことや不安なことを書いていただきたいと思います。生徒さんの列には投票機能を入れていますので、大学進学についての悩み事や進学したいけど悩んでいること、絶対進学したいことなどを参考に教えてください。

保護者の方は、保護者の列に保護者目線での不安や学費についての質問などを書いてください。生徒さんは、生徒さんの列にプラスを押して投稿してください。いろいろな意見が集まって嬉しいです。

少しお時間を取りますので、進学する上での不安や考えを書いていただけたらと思います。やり方が分からない方がいらっしゃいましたら、手を挙げていただければサポートが入れますので、お知らせください。画面が小さくて投稿練習しか見えないという方は、横にスライドスワイプしていくと列が見えてくると思いますので、お試しください。

投稿された質問

  • 学費が高すぎる
  • レポートの難易度はどのくらいなんでしょう
  • 受験の方法
  • 入学した後の手続きなど
  • 学びたい分野以外での選ぶ基準にはどんなものがあるでしょうか
  • 進学するつもりはないのですが
  • 自分に合った学校が分からないです
  • レポートの難しさとか知りたいです
  • 通信系で理系の学部はあるのか
  • 授業についていけるのか
  • ちゃんと出席できるのか
  • 奨学金とか不安です
  • 通学生の場合
  • きちんと通えるのかどうか
  • 勉強や研究
  • どんな内容をどういう風に進めていくのか
  • 入試の方式いろいろあって難しい
  • 学部選びが決まらない
  • 体調も不安定なので通いきれるか不安です
  • 通信制大学の就職の時にどんな印象を持たれるのか
  • 働くのが不安だからとりあえず進学したいけど
  • そんなに熱意を持って学ぼうと思えるようなことがあるのかわからない
  • 総合選抜とかしていこう
  • これ入試の方法どうしようかなとか
  • 興味のあることの見つけ方

ありがとうございます。いろいろ来てますね。
保護者の方見させていただこうと思います。

  • 旭陵高校での大学進学の実績が気になる

こういった情報は全ては私答えられないので、いくつかは今後先生方にお願いすることになるかもしれません

  • 通えるのか、続けられるのか、卒業できるのか、就職活動できるのか、大学に行くのか
  • 学力ですとか、進学した方がいいのか、通信制を卒業してからどうするのか
  • 通信制大学なら保護者でも受験できますか?

これ後でも言いますけれども、通信制大学、保護者でも受験できます。お子さんと保護者さんが一緒に入学して同級生というご家庭もあるという事例をたくさん聞いたことがあります。すでに大学を卒業された保護者の方も、もう一度新たな分野に挑戦してみたいという視点でお聞きいただけたらと思います。

生徒さんの方、そうですね。

  • 何学部があるのか
  • 学費、難易度、受験の方法
  • 大学選びの基準
  • 自分が何に合っているのかなとか
  • 就職したいわけでもないけど大学で何学びたいか分からないな

そういうふうに思っている方がいるのかなと思いました。

はい、ありがとうございます。

これまた後ほど私も拝見させていただきたいと思います。本日の講演の最後の方で、お時間の許す限り質疑応答したいと思っています。ですが、なかなか全員の前で手を挙げるのが恥ずかしいなという方もいらっしゃるかもしれません。いつでも構いませんので、質問・感想という列がありますので、お好きなタイミングで入力していただけたらと思います。できる限り対応できるように努めていきたいと思います。

はい、ではありがとうございます。皆様の不安に思っていることや気になることについて、把握させていただくことができました。いくつか先ほどの書き込みにあったことに対応するような情報を本日持ってきていますので、少しでも参考になればと思います。

本題

それではちょっと中身に入らせていただきます。

大学選びでどんなことを重視していますか、ということで、先ほどいろいろな不安という切り口からご意見いただきました。

例えばですけれども、

  • そもそも自分が何かすでにやりたいことがあって、それをここで学べるのかなという学びたい専門があるかな
  • 友達たくさん作りたいなあという方
  • 入試にちょっと自信がないなあという方
  • 学費が安いところがいいなあという方
  • あんまり通わなくていいところがいいなあ
  • キャンパスに通わないでいいところがいいなあ
  • 相談できる場所が充実していてほしいなあ
  • 留学してみたい
  • 研究を頑張ってみたい

いろいろ期待することや不安なことがあると思います。

このいろいろな願望の中で、私個人としては、上の2つ「学びたい専門があるかな」「友達をたくさん作りたい」というのは、通信制通学制関わらずにまず大事なことでもありますし、どちらでも実現することが可能だと思っています。

その後ですね、

  • 入試にちょっと自信がないな
  • 学費が安いところがいいな
  • あんまり通いたくないな

という方は比較的通信制の方がおすすめかなと思います。

次に、この右の3つ

  • 相談できたらいいな
  • 留学してみたい
  • 研究を頑張ってみたい

そういう方は比較的通学制の方がおすすめかなと思います。

ではもう少し詳しく聞いてみようと思います。水分を飲むのを忘れないように、適宜水を飲んでください。好きなタイミングでどうぞ飲んでいただけたらと思います。

まず通信制って何なんだろう、なんですけれども、通信制ってわざわざ言われているからには、通学生との区別があるはずなんですね。違う境目っていうのは何かというと、単位なんです。卒業するために必要な単位で区切りができています。

いわゆる通う大学、通学生の方は、そもそも大学の学部を卒業するには124単位必要なんですけれども、面接授業、つまりキャンパスに通って対面で単位を取る方法を原則半分以上取らないといけないんです。今の法律では、遠隔授業の方法で単位を取れるのは60単位までという原則があります。

今ここは文科省の方でも議論が行われているところなんですけれども、私の見立てではすぐにこれが崩れることはそんなに近くにはありません。なんでかというと、こんなにコロナが経てオンラインも普及して、もっと遠隔を使っていったらいいのにと思うんですけれども、なかなか全部オンラインで卒業できるよという風にできないのは、通信制大学を立てるための法律が別途あるんですね。

大学設置基準と大学通信設置基準という違いがあります。通信の方は逆に全部オンライン遠隔授業の方法で卒業してもいいですよという法律になっています。

でも大学によっては、通信制だとしても最低限いくつかの科目はスクーリングで単位を取ってねという風に指定してくるところもあります。ここは学部によって違います。なぜかというと、後ほど紹介しますけれども、通信制の中には例えば教員免許を取るなど、教育実習を伴う学部もあったりするんですね。そういう風に人と関わるような重要な資格のときに、一度も対面をせずに卒業させるのは、大学側として責任を持つことができないということで、最低限対面の方法で卒業してもらわないと困りますという大学もあるので、ここはいろいろあります。

次に年齢層。通信制大学の特徴として、幅広い年齢の方が通われているという特徴があります。ちょっと画面見えにくくて申し訳ないんですけれども、おおよそ均等に分布していることが分かります。

いわゆる高校卒業してからすぐに進学する方々は18歳から22歳に該当すると思うんですけれども、その方もこれ日本全体を見てですけれどもね、日本全体を見て17%ぐらい。そして例えば大学を卒業してから入る年齢層の方もいらっしゃったり、30代の方もいらっしゃいますし、40代もいるし50代もいるし60代以上もいらっしゃいます。年齢層入学年によって入学目的も様々です。もっと自分のキャリアアップのために大学に入りたいです、そういう方もいらっしゃいますし、障害教育として自分は退職して退職した後の楽しみとして学びたいですという人ですとか、高校卒業してすぐに通信制がいいから通信制に入りたいです、これから就職を考えていきますなど、様々な人がいらっしゃいます。

次に学費です。学費が安いという特徴があります。これは本当に一番の強みだと思います。手前味噌みたいに見えるかもしれないんですけれども、私の所属である中央大学は法学部があります。先日3月ぐらいに女優の松田聖子さんが本学を卒業したということで、ちょっとニュースにもなりました。通信教育で卒業されました。なんと4年間学費52.8万円で卒業できます。これは国立の1年分の学費に相当するものです。それが4年間でトータルこれだけで良いということなので、かなりうちは安いです。他の大学を見ても、放送大学は4年間で77万円ぐらい、日本大学さんも古くて有名なんですけど、長くやってらっしゃるんですけど、115万とか。あと最近すごく人気なのが京都芸術大学さん。個人的に推してるんですけど、ここはコースによっていろいろ変動はあるんですけれども、安くても73万円、サイバー大学さん。ちょっと通信制にしては高く見えるんですけれども、通学生だと1年間で200万かかる学費の大学さんもあったりするんで、4年間で約300万円というのは比較的トータル見ると安めの方だとも言えます。

最近話題の全大学。全大学さんまだちゃんと大学建てられると決まっているわけではないんですけれども、トータルは通ってはいるんですけど、全大学さんもよくよく見ると他の通信制と比べると若干高いです。年38万かかるのでちょっと高めではありますが安いです。

次の特徴は入試がないんですよ。びっくりしませんか。いつでも出願することができます。いつでもというのは厳密に言うとちょっとブランクはあるんですけれども、通学生の大学と比べるとかなり出願の時期は開かれています。入試がない、これは原則的に書類選考で入学の可否が決まります。正直ここでいわゆる高校を卒業しているかというような最終学歴を確認されるなどの形式的なもので、学力審査が行われているわけではありません。

次に入学期間が数ヶ月にわたる具体例を見ていきたいと思います。閉学、中央大学の場合大きく4月入学生という枠と10月入学という2期に分かれます。なので何月入学というのは春入学と秋入学という2つなんですけれども、出願期間がめっちゃ広いです。4月入学の場合2月から5月、4月過ぎてるやんって感じなんですけど5月までいけると。秋入学の場合は8月から11月下旬まで。サイバー大学さんだともうちょっとほぼ1年中と言っても過言じゃないぐらいやっていまして、秋入学でも5月から8月下旬とか10月から3月までとか、そんな感じでほぼいつでもどこかしらの大学には入れるかなと言えるぐらい広く公募がされています。

これのメリットとしてはやっぱり受験日が決まっていると緊張しちゃうじゃないですか。この日にコロナになっちゃったら今までの努力が無駄になっちゃうとすごい切ないなってそんなことあると思います。そういう通学生に求められるような定められた日時に、しかも集団で対面で行う、そういう入試を回避することができるというメリットが一つあります。

次に2つ目は、書類選考のこの時間が長いので、時間をかけて自分が入学したいな挑戦してみたいなというタイミングになった時に出願できるので、気持ちに余裕を持つことができます。

さらに、皆さんの中には高校を卒業して自分に自信を持ってから次のキャリアのことを考えたいなという方がいらっしゃるかもしれません。そういう方でもいつでも入学することができます。卒業して生活が落ち着いて次にという時に入る、そんなことも可能です。

逆に例えば通学生の大学に行ったけれども、ちょっとここの大学の雰囲気合わなかったなという時に大学を辞めるということはちょっと不安になるかもしれないんですけれども、通信に転学する、通信に転籍するということは結構少なからずあります。例えばそういう途中から入るという選択肢も含めて通信のことを知ってもらえたらなと思っています。

次にどれくらい大学数があるのかということで、国内には42の大学、いわゆる学校、そして26の大学院、11の短期大学があります。短大も大学も大学院も持っている私立大学さんもあります。生徒大学さんとかはそういうところだったりします。他にここら辺はちょっと基礎的なことなんですけれども、通信制大学には併設型というのと独立型というのがあります。併設型というのは、通えるキャンパスの方の

はい、はい、疲れましたね。はい、ふーっていう感じです。すいません、ちょっとゆっくり話していて。もうちょっと本題に行かないとなんですけれども、では通信ではどういう風な学びが展開されているのか。

皆さんの通信制高校と通信制大学、一番違うところは単位を取る方法が違います。まず皆さんにとって身近な通信制高校、どの教科でもレポートを出す、スクーリングに出る、試験に合格する。この3点セットが絶対必要です。その結果単位を習得する、これが高校ですね。

でも通信制大学は、授業ごとにどんな方法で授業が開設されているかというバリエーションがいろいろあります。これちょっと見えないと思います。なので、必要に応じてお手元をご覧になっていただきたいです。

ある授業をまるまるテキストだけで学ぶ授業なのか、主に放送大学ですけれども、ラジオやテレビなどの放送授業でまるまる学習を進めて単位を取るのか、メディア授業オンデマンドと言われますけれども、非同期で動画を見て好きなときに学んでレポートを提出していくというようなメディア授業なのか。これは八洲学園さんというところが結構やってるんですけれども、同期双方向、Zoomとかで「せーの」ってみんなで同じタイミングでつないで遠隔で授業をする、そういうやり方でやるのかとか。

ちゃんとキャンパスに来て面接でスクーリングをして単位をゲットするのかという、いろんな解説方法があります。さっき一度も通わずに全部まるっとオンラインで卒業できるというふうに説明しましたけれども、それは主にはこの非同期双方向の動画で基本的に学んで進めて卒業していくということがメインになっている大学さんが多いです。

そんな感じで、自分がどの方法で学ぼうかなというのを選べます。全部一度もスクーリングを選ばなくてもいい大学さんもあったりします。そんなこんなで、卒業に必要な124単位をコツコツためて、合格、卒業していくという感じなんですね。

これもちょっとお手元の方がよく見えるかなと思うんですけれども、入学から卒業までどんな流れなのか。入学しようって思うじゃないですか。入学しようって思って書類をしたためます。「ふむふむ」と審査されます。「入学していいよ」という風に許可をもらいます。教材とか何やらかんやら送られてきます。ここから履修計画を立てて、先ほど言ったような、これはスクーリング科目取ろう、これは動画で学ぼう、これは教科書で学ぼうなど組み合わせて、自分で選んで登録して学習を進めていきます。レポート出して合格して、試験合格していくと、その後最後卒業論文もしくは総合面接試問。ここら辺も大学さんによって変わります。卒業論文でまるっと遠隔のまま進められるところもあったりしますし、早稲田やったかな、確か早稲田は総合面接試問型で、最後プレゼンテーションをしに早稲田に来てください、最低限1回来てくださいという風な大学もあったりします。なのでここは本当に多様です。

ただ、こんな風にして卒業できるという風な感じの流れなんですね。ここは通信制高校とも同じかもしれませんけれども、とにかく自分で学習を管理して進めていく力というのが大事になってきます。それってむずいな、自分で全部進めていくの大変だなって思うと思うんです。

なので、各大学さんは一生懸命サポートするための教材の工夫とか窓口設置とか、いろんな工夫をされています。これは中央大学の場合なんですけれども、まず全ての大学が「学習の手引き」という自宅でしっかり学習を進められるような冊子だとか情報を提供しています。うちは法学部が有名なんで、法学部だと条文とか判例を読み解くときに、今までの国語の教科書で見たことのないような法令のための新しい文法を覚えないといけないときがあります。どういう論理の意味なのかというような、それが分からないとレポートを書いたりできないんですね。

それを中大の偉い先生が教えてくれます。

雨、誰かが「雨降らないで」って書いてましたね。降っちゃいましたね。涼しいかな。ちょっと涼しくなることを祈るしかないですけど、涼しくなれって感じですね。皆さん、洗濯物大丈夫だったらいいんですけど。

ということで、こうやってサポートしているところもあったりします。

次ですね。友達はできるっていう、気になるところあると思います。友達はできる機会はあるけれども、結構自分で頑張ってアクションを取らないと、誰かが友達を作ってくれるわけではないです。っていうのが正直なところです。いろいろ科目によっては友達ができるチャンスがあるものもあります。

誰かが書き込んだ書き込みに自分でコメントしてお互いやり取りしましょうね。そういう授業をされる先生もいます。例えばそれをきっかけに話し合ったり、もっと話してみたいなと思って友達を作るケースもあります。あとは対面スクーリングで会った時に、お隣だった人と仲良くなるとか、最近ではSNSでつながることが多いという意見も多かったです。

次、大学での学びは難しいかというと、本当に大学によります。なので、自分にとって難しいと思うかどうかは、ぜひ大学説明会や入学説明会に参加して、自分で判断していただきたいと思います。ただ一番重要なところ、重要と言いますか、求められる力としては、自分から相談していく力が求められると思います。自分から相談すると誰かが助けてくれる可能性はありますが、誰かが自分のことを気づいてくれるとは限らないというところがあるかもしれません。

なので、誰かに気づいてもらいたいとか、もっとサポートを気軽に相談しやすくしたいなという場合は、通学生の方が安心できるかもしれません。あとは、超エリートみたいな人も通信制大学で学び直すような方もいます。教育満点でピカピカエリートみたいな人もいて、ちょっと圧倒されるかもしれないんですけれども、いい意味で通信制の多様さなので、そこを楽しんで過ごされるといいのかなと思います。

すごい雨が心配ですけれども、ちょっと頑張って続けていきたいと思います。じゃあ実際にどうやって大学を選んだらいいのかということで。

あくまでも渋川による情報でしかないので、ぜひ興味を持たれたらご自身で調べていただけたらと思います。通信制を見ていくときの選ぶ視点の一つに、何を求めるかというところだと思うんですね。何を求めるかで何を学びたいかなんですけれども、学びたいことのベクトルとして、一つは教養や学問を重視する方向性があると思います。しっかりと学問を学びたい、そういう方は例えば放送大学さん、放送大学さんはかなり学問を学べるなって思います。

ですとか、早稲田大学さんも研究を発展させていくことも可能だったりするのでいいかなと。あとは京都芸術大学さんは本当に面白くて、ピクシブ知っている人いますか?いたら心の中でもいいから手を挙げてほしいんですけど。イラストですね。イラストの会社とコラボしたイラストレーションコースとかを開設していたりして、これ通信にしかないんですよ。そういう風なちょっと面白そうなものを展開しているところもあります。他にも武蔵野美術大学とか芸術系もあったりします。

次に実学資格重視ということで、次の卒業後のキャリアにつながりやすくするために資格とか充実してほしいな、そういう人もいらっしゃるかもしれません。例えば行政職員とか市役所だとか、公務員になりたいという場合は法学系もいいのかなと思います。例えば中央大学ですとか、慶応義塾大学さんとか、法学部は結構いろいろあったりします。

次に認定心理士とか社会福祉士や看護など、いろいろな資格では大手前大学さんがいいかなと思っています。京都橘大学さんとかもあるんですけれども、大手前大学さんは独自開発している大学のウェブサイトがあって、そこがすごく力を入れて工夫して運営しているんですね。毎年新しい授業を作るように頑張ってみたりしていて、結構勢いがある大学で私は素敵だなと思っています。

経営経済系だと産業能率大学さんとか、亜細亜大学さんがいいです。産業能率大学さんは結構卒業率が高いという評判で、学びのサポートもその点では安心なのかなと思ったりします。亜細亜大学さんも温かくて、いい意味でコミュニティが本当にいいなと思っています。

教員免許を取りたいなという人は、古株でかつ手厚いところとしては佛教大学ですとか、関東だったら明星大学、聖徳大学などがあるかなと思います。他にもうちょっと通う対面でのコミュニケーションを大事にしたいなという時に、もちろん対面スクールをやっているところはたくさんあるんですけれども、目を見張るところとしては日本大学さん。日本大学さんは若い子向けに特に作られているんですけれども、通学コースといって週3とか週5で通えるんですね。最近そこに結構通信制高校を卒業してから入学してくるとか、全日制も含めて高校から卒業して入学してくるという人もいらっしゃると聞いています。なので、対面で学ぶ機会を増やしたいなという人は日本大学さんとかおすすめですね。

次に新潟産業大学さん。ここは最近できた大学で、「まなガラ」というオリジナルの動画コンテンツを出したりもしているんですけれども、ここの面白いところは学部としては経済学部もしくは経営学部なんですけれども、学部での学びだけじゃなくて、プラスアルファでもっといろいろやりたいという人向けのプログラムが充実しているんです。だから卒業のためにマストじゃないけれども、もっとあれこれやってみたいという場合に、いろんなことができます。

これちょっと見えないと思うんですけれども、一つは「地域イノベーターコース」といって、地域の中のいろんなところを巡って地域の人とコラボレーションして地域の問題解決をしていく、そういう風なコースがあったりとか。通信だからキャンパスに通わないでいいので、いろんな地域に住みながら学ぶことができるんですね。それをうまく活用しようよというコースだとか、「海外インターンシップコース」ということで、海外に行くことを目指した準備をしましょうということもやっています。

新潟産業大学さんは、実は私立広域通信制高校と母体が同じで、なので通信制高校のサポートの実績っていうのも、私立の視点からノウハウがあるところなので、かなりオンラインでのサポートとかそういう面では実績や信頼があるところで、個人的におすすめです。

サポートの充実性や卒業率を求めたい場合、サポートの充実さはサイバー大学さんがかなり頑張ってらっしゃるなという印象を受けています。サイバー大学さんはTA(ティーチングアシスタント)をたくさん雇っているんですね。通うことができない分、オンラインでのサポートを充実させようとして、学習の進捗状況どうですかという風に気にかけてくれる人がいらっしゃったり、いろいろとサポート窓口があったりします。学費は高いけれども、サイバー大学さんのサポートの厚さを考えると納得できるお値段です。

産業能率大学さん、先ほども言いましたけれども、卒業率が高いという実績があるので、かなり卒業に向けての学習をサポートするような、サポートしていくことを大事にされているという風に聞いたことがあります。

ということで、いろいろ言いましたけれども、まずは興味に合うもの、どこの大学さんかなというところから探していただきたいなと思っています。全部調べるの大変だと思うんです。私立大学通信教育協会という協会がありまして、通信制の32校のうち33校が加盟しています。合同説明会をやっているんですね。

なんと名古屋では、8月25日の日曜日に愛知県産業労働センター(WINK愛知)7階であるみたいな。JR名古屋駅から近いところで合同説明会をやるということだったので、ちょっと興味があるなとか、まとめてごそっと話を聞きたいなというところで、ここ行ってみていただけたらなと思います。

他にもですね、通学生の方も情報を集めたいなという方がいらっしゃったら、こんなのもあるよということで、京都文教大学さんが去年から通信制高校で学んだ人だけを対象にした選抜入試っていうのを始めました。去年から始めたので今年もきっとまたあると思います。通う方の大学への進学っていうところに興味がある人がいらっしゃったら、ちょっと調べてみてもいいかなと。

他に学費が心配ですっていう方もいらっしゃると思うんですね。奨学金とか、その選択肢の一つとして、これお手元の資料だと見えにくいと思うんですけど、東洋大学さん、東に太平洋のようで東洋ですけれども、東洋大学さんが昔から「夜学」っていう夜間の大学が有名なところなんです。ここのイブニングコースでは、「独立自活支援推薦入試」というのがあって、これは東洋大学の職員さんとして日中働いて夜は学生としてここで学ぶということで、大学が給料をくれるんですね。フルタイムだと月給18万6千円ということで、この金額をどう見るかというところもありますけれども、大学の職員さんとして働くので超ブラックではなさそうというような安心感もあるかもしれません。

なるべく奨学金を出さずに学びたいという人は、こういうような夜学もいろいろ展開しているところもあると思うので、調べてみてもいいかなと思います。他に、何が好きかわからない、何を学びたいんだろうという人もいるかもしれません。どう深めていくかですけれども、考えられる次の一手としては、まずは行ってみるというのが手だと思います。まずはオープンキャンパスとか入学説明会へ行ってみたら発見することもあるかもしれません。

次、「レイトスペシャリゼーション」という考え方があります。これは遅れて専攻を決めるということなんですけれども、すぐには専攻を決定せずに、大学1年2年ぐらいは教養的なことを学んで、その後専門を決めていくという順番の大学さんもあったりするんですね。そういうのもあるのでおすすめです。他にも専門学校もあったりして、専門学校さんが大学編入学専攻という、大学編入学を想定したコースというのもあったりするので、通信制大学じゃなくても専門学校行ってから大学行くとか、そういう順序もあるので興味があれば調べてみてください。

他に教養系の学部を探すとか、大学の講義を無料で聞けるようなサイトがあったりするので、興味があったら「JMOOC」だとか「OCW」というふうに検索していただけると無料で聞くことができたりするので、こういったところから関心を深めていただけたらいいのではないかなと思います。

すみません、すごく長くなってしまったんですけれども、まとめると、通信制大学は安くていつでも入学できる、転入もしやすい、いろんなことと両立しながら学びやすい、好きなペースで学べるし、通わなくてもいいところもあったりする。けれども自分で学習管理する必要があるし、相談する力が求められるというところで、皆さんの関心に対してどうかなという判断材料になればいいかなと思います。

すみません、長くなりましたけれども、以上で終わりにしたいと思います。

質疑応答

質疑応答のところで質問感想を受けますので、今Padletの方に書き込みをしてください。そして、あわせてですが、資料の一番先頭のスライドにアンケートフォームがありますので、こちらもお願いします。

すでに教室の方で出席された方は入力する必要はありませんが、送っていただいた方は出席業務の方の入力もよろしくお願いします。他の方に関しましては、質疑応答がありましたら入力していただき、その後アンケートはご自宅でも構いませんので書き込んでいただければと思います。

ありがとうございます。では、入力されている方もいると思いますけれども、2つの質問に答えていただきます。入力していた内容、もしくは質問をチャットに書き込んでください。

まず、専門学校に行くか、通信でやりたいことのアルバイトをやり経験するか、どっちがいいかという質問がありました。やりたいことと専門学校の内容が一致しているならば、私は専門学校に行くのは一つの手だと思います。ただ、やりたいことと専門学校の内容が別で、やりたいことのための時間を確保しないといけないならば、専門学校は忙しいので、通信の方がいいかもしれません。

検査値の話がありましたが、通信制は入試がないので、入るのが難しいということはありません。慶応義塾も中大も基本的に入れます。ただ、入ってからいろんな人がいる可能性があります。例えば「俺、慶応生やねん」というような人もいますので、それをどう思うかというところはあるかと思います。中大生の雰囲気なども含めて、自分に合うかどうかを考えてみてください。

4年制より短い期間で学べるのは短大です。通信制の短大は少子化の影響で縮小されつつありますが、今でもありますので、2年で学びたい場合は短大を検討してみてください。また、転入の場合もあります。例えば、3年次編入枠や4年次編入枠、2年次編入枠というように、編入する学年によって異なる枠があります。例えば、他の大学に2年間通ったけれども、途中から通信制に転入するということもできます。

理系の今後の広がりについてですが、最近私立大学が通信制の大学に力を入れ始めています。特にIT系やデータサイエンス系の通信制大学は今後増える可能性がありますが、2〜3年ですぐにできるとは限りませんので、現時点で開設されている大学を探す方が安心かと思います。

最後に感想などはPadletに書き込んでいただいても構いませんし、出席フォームやアンケートフォームに記入していただいても構いません。教員でも通信制についてここまで詳しく説明できることはなかなかありませんので、内容をよく理解していただけたかと思います。質問があれば教員に相談していただければと思います。

これで終了にします。ありがとうございました。書籍の紙のものは山田先生に必ず出してから帰るようにしてください。お疲れ様でした。

進学するかどうか迷っている方がいましたら、進学するなら通学の教育学部に行くのが良いかもしれません。教育学部は特に通学生の方がいいと思います。通信でも教員免許は取れますが、通学生の方が教育学をしっかり学べる環境がありますので、そちらをおすすめします。

キャリア教育学習会(国内外の留学編) 2024/5/19開催

動画の文字おこしテキスト (自動文字おこし機能を利用)

自動文字おこし機能を活用して動画の内容をテキストにしています。
間違が含まれる可能性がありますので、正確な情報は動画を視聴して確認してください。

趣旨説明

今入ってきた方もどうぞ座ってください。資料を取っていただき、前の方で席が見える場所に座ってください。

まだ一部の方が遅れてくるかもしれませんが、時間になりましたので始めさせていただきます。今回はキャリア教育学習会の国内外の留学編ということでお集まりいただきましてありがとうございます。この学習会は今年が初めてで、少しずつやっていきたいと思っています。第一回目ということで、スムーズにいかない部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

私は進路指導課の加藤と申します。今日の流れについてご説明します。最初に私から簡単に趣旨の説明をし、その後、海外留学について、本校から「飛び立て留学ジャパン」の制度を使って留学した北川くんに話してもらいます。その後、国内の留学について、島根県の曽根先生にお話をいただきます。

最後にPadletというオンラインツールを使って、匿名で質疑応答を行います。質疑応答の後、出席確認とアンケートを行い、時間が許す限り個別に質問があれば対応いたします。

今日の資料に関しては、私のスライドと曽根先生のスライドは含まれていますが、北川くんの資料は写真を中心に話してもらうため、資料は用意していません。

この学習会を開く理由ですが、通信制高校に通う中で慣れてきた方や、2年目3年目の方もいらっしゃるかと思います。初めは不安が多く、適応に苦労する方も多いですが、その過程を乗り越えて次のことに興味が出てきた方に、新しい環境で何かを学びたいという方に向けて、留学という選択肢を提供したいと思い、今回の企画をしました。

北川くんの話から、特別な人だけが留学できるわけではなく、特別なことでもないということを感じてもらえたらと思います。また、海外だけでなく国内の留学という選択肢もあります。仮に今回留学しなかったとしても、自分自身と向き合って理解を深める時間を持ってほしいと思います。

資料の一番裏面にPadletによる質問受付のQRコードがありますので、スマホで読み取ってください。スマホがない方には後で紙でお渡しします。質問は北川くんや曽根先生へのものなど、カテゴリーに分かれているので、随時入力してください。最後に時間も取りますので、質問があればお願いいたします。

海外留学について

2年A組の北川です。現在、高校3年生の年齢ですが、単位を落としてしまい、2回目の2年生をやっています。旭陵高校には1年生の頃に入学し、それ以来ずっと学んでいます。

私は今までにUAE、フィリピン、マレーシアに語学留学をしました。留学以外にも韓国に2回、フィリピンに行きました。私が極洋高校に入学した理由の一つは、海外に行く時間をたくさん取れることです。入学前から海外に行くことに非常に興味がありました。兄がフィリピンの大学に進学したのを見て、私も海外の大学に進学することを考え始め、 旭陵高校を選びました。

昨年の5月にマレーシアに留学した際に利用した奨学金制度の「とびたて留学ジャパン」というものがあります。このプログラムは、日本政府が提供する奨学金プログラムで、留学したい学生たちをサポートしてくれます。昨年の9月にマレーシアに1ヶ月間留学したのも、この奨学金プログラムを利用しました。

私が留学を思い立ったきっかけは、周囲の影響が大きいです。母が英語やフランス語を流暢に話し、言語を利用した仕事で活躍しているのを見たり、話を聞いたりして、海外に興味を持ちました。父も海外の音楽が大好きで、その影響も受けました。兄が留学を決めたことも、私が留学に行くきっかけとなりました。

留学先では、差別が一番不安でしたが、実際には全く差別はなく、日本人だからこそ良い待遇を受けることが多かったです。飛び立て留学ジャパンのコミュニティでも、多くの高校生たちと関わりながら、留学計画を練り上げました。

留学を通じて、言語だけでなく、文化や考え方、性格などが日本とは全く異なることを実感しました。違う文化に触れることは、映画の中に入ったような感覚で非常に楽しいです。

費用についてですが、昨年9月に行ったマレーシアでは、語学学校の費用が10万8千7百円で、週5で6時間の授業を受けました。航空券は5万円で、その他の費用も含めて奨学金で賄うことができました。

最後に、留学を考えている方へ。通信制高校だからといって留学できないわけではありません。奨学金プログラムを利用すれば、費用の心配もなくなります。誰でも行こうと思えば行けるので、ぜひ挑戦してみてください。大学生になっても、こうしたプログラムを利用して留学することができます。

以上です。ありがとうございました。


質疑応答に入る前に、留学を思い立ったときの英語力についてお話しします。最初に行ったときの英語力は中学校レベルで、塾に通ったこともなく、日常生活ができる程度の英語力でした。それでも十分楽しむことができました。

留学には目的が必要で、私がマレーシアに行った理由は、将来の仕事のために最適な国を調べるためでした。大学調べを目的として留学し、語学学校にも通いました。

飛び立て留学ジャパンの奨学金プログラムは語学力を問わず、やりたいことを明確にし、そのために必要な国と期間を設定すれば応募できます。少しでも興味がある方は、まずはサイトを調べてみてください。

国内島留学について

はい、では、次に曽根さんの方に島留学についてお願いいたします。 はい。 これで見えていますか? はい。 では改めましてこんにちは。 ありがとうございます。 島根から遠いところ、船、往復で船と電車とバスと飛行機ともちろん徒歩も全部使ってここに来ました。ありがとうございました。

私は先ほど加藤先生から紹介していただいたように、島根県の沖に住んでいて、島留学という授業に関わっていました。もともとは国語の先生をしていました。今日もこの素敵な高校に来させてもらって、さっき向こうで生徒さんと漢字クイズをやっていたのですが、国語の先生ということであんまり書いちゃっても申し訳ないなと思って一つくらい分かるものを書いておこうと思ったのですが、見事に間違っていました。誰しも間違いがあるということで、気を取り直していきたいと思います。

今日は主に私がいた沖同然高校のコーディネーターをしていたときのことをお話ししたいと思います。ただ、最初に申し上げておきたいのは、「しま留学」という正規の3年間高校に行ったり、もしくは高2の1年間しま留学という形で行くのは少し難しいかもしれません。というのは、3年間は再留学が必要で、1年間の高2の1年間もカリキュラムと互換性が必要で、必ずしも誰でも行けるわけではないからです。

ただ、「しま」に来て地域の人と話したり、高校生とやりとりしたりする機会はたくさんありますし、実は気軽に来てくださいと言える事情もあります。そんなことをお話ししたいと思います。

では、先ほどほぼすべての公共交通機関を使ってきたと言いましたが、皆さん、お気軽にお聞かせください。皆さん、島根県がどこにあるかご存知でしょうか。ちなみに行ったことがあるという方いらっしゃいますか?

お、後ろに何人か大人の方、ありがとうございます。とても嬉しいです。中国地方ですね。来たことない方が大半だと思いますが、島根県はさすがに山陰なので、北側かなということは分かると思います。では、みなさん、島根県が右か左かどちらだと思いますか?認知度調査ということで、右かなと思ったら右、左かなと思ったら左を示してみてください。では一斉に行きましょう。みなさん、右か左か示してみてください。お願いします。

みなさん、左が多いですね。正解です。島根県は左です。よく間違われます。さらに私はこの北70キロ、日本から70キロ渡った沖諸島から来ました。沖諸島は4つの島があります。同然地域に3つの島、同後に大きな都会の島があり、空港もあります。沖の島本島ですね。この4つの島から成り立っています。

港からフェリーで3時間半ほど、回り方によっては5時間くらいかかります。ちなみに高速線が出ている時期は真冬以外なので、半分くらいの時間で行くこともできます。天町にある沖同然高校というのがあって、私はここに6年間住んでいました。今は今年度から大きな島に住んでいますが、今日は主に同然地域の天町の同然高校で働いていた時のことをお話しします。

ちなみに同然高校は同然地域にある唯一の高校なので、3つの島から生徒が通っています。つまり船で通っているわけですが、冬になると波が荒れて船が出ないこともあります。そうなると学校が休校になります。朝の放送で「今日のフェリーは欠航します」となると、生徒たちが喜ぶ風景がよく見られました。

天町にあるもの、ないものについていくつか挙げてみます。映画館、スーパー、コンビニ、信号、エレベーター、エスカレーター。これらが天町にあるかないか考えてみてください。では正解を出します。

あるのは信号とエレベーターのみです。エスカレーターはありません。そしてスーパーもコンビニもありません。でも買い物は個人商店でできます。

天町には自然が豊かで、牛や馬もたくさんいます。岩牡蠣などもあり、とても美味しいです。後鳥羽上皇を祀った神社もあり、お祭りも盛んです。ないものはないというキャッチフレーズがありますが、実はすべてがあるという意味でもあります。必要なものはすべて揃っているのです。

ただ、島には課題も多くあります。離島は人口減少や高齢化が進んでおり、沖同然高校の入学者数も減少しています。そこで、2008年から教育魅力化プロジェクトが始まりました。私はこのプロジェクトの第2期に関わっていました。

教育が魅力的になれば人が集まるという考えのもと、島留学や高校魅力化が進められました。2010年度から島内だけでなく全国から生徒を募集し、現在では39都道府県、6カ国から生徒が集まっています。

夢探究という総合的な探求の時間を設け、地域と連携して島ならではの教育を行っています。地域の人々が先生となり、島全体を学校にするという構想です。地域と一緒に課題を解決し、価値を創造する取り組みをしています。

また、島親制度という制度もあり、地域の人々が外から来た生徒を支え、地域とつなぐ役割を果たしています。私も島親として、生徒と一緒にさまざまな活動を行いました。

島留学の生徒たちは、旅行や違う環境での学び、地域との交流など、さまざまな理由で島に来ます。家に鍵をかけない、外を歩いていると知らない人でも挨拶してくれるなど、島の生活に驚くことも多いです。

島での生活は、人口の少ない環境だからこそ一人一人の存在感が大きく、助け合いの精神が育まれます。次の5年間の教育魅力化のビジョンを地域全体で考える取り組みも行われています。

私が住んでいる沖の島にはスーパーもあり、少し都会的な要素もあります。沖高校では、1年間の島留学プログラムを行っており、旅行や違う環境での学びを求める生徒たちが来ています。

沖同然高校の魅力化プロジェクトの一環で、地域の人々とのつながりを大切にし、さまざまな取り組みを行っています。例えば、ソーラーパネルの実験や地域との連携によるプロジェクトなど、生徒たちが主体的に活動しています。

また、島親制度を通じて、生徒たちは地域とのつながりを深め、地域のイベントや活動に参加しています。私自身も島親として生徒たちと一緒に活動し、地域の人々と交流を深めています。

このように、島留学や高校魅力化の取り組みは、地域と学校が一体となって行われています。島の自然や文化を生かした教育が、生徒たちの成長を支えています。

ぜひ、一度沖に来ていただき、島の魅力を体験してほしいと思います。島留学やボランティア活動など、さまざまな機会がありますので、興味のある方はぜひ連絡してください。

以上で私の説明を終わります。ありがとうございました。


はい、どうぞ。

はい、今日お話いただいた最初のきっかけとして、一緒にお仕事させてもらったことが過去にあったのですが、「ひとつなぎの旅」というのをたまたまネットで見つけたんです。これは4泊5日で、1万3000円とかでホームステイできる制度なんですよ。今年の案内はまだ出ていませんが、昨年のものしかないんですけど、移動の交通費はもちろんかかるんですが、向こうでホームステイさせてもらって、向こうの高校生ともいろいろ関わりながら、やっぱり長い留学って、いきなりは大変だと思うんですが、4泊5日ぐらいなら行けるかもしれないですし、旅行がきっかけで1年間留学しましたっていう方もさっきお話にありましたので。

曽根さんもおっしゃっていましたが、もし旅行で最初に行かれる場合でも、メールアドレスを書いていただいているので、お連絡いただければ、1日だけでも案内してもらうとか、そういったことも面白いかなと思います。自分も行ってみたいなと思ったり、海の1日のボランティアとか、1日の体験もあったりするので、そういうものから参加していただくのもいいのかなと思います。

Padletによる質疑応答

質疑応答についてですが、時間が押しているため、質疑応答は個別に対応していただくか、Padletを利用してコメントを返信する形で回答をいただきます。Padletの質問は随時入力していただければ、後日回答をお知らせします。

出席確認・アンケート

生徒の皆さんは出席確認をお願いします。確認コードは「1234」です。保護者の方はアンケートにご協力いただけると助かります。通信制高校は元々仕事をしている人のための学校で、進路指導は当初想定されていませんでした。しかし、みなさんの多様な進路をサポートするため、何か希望ややりたいことがあればぜひ相談に来てください。

個別質問対応

初めての試みで時間のコントロールがうまくできず、質疑応答ができなくて申し訳ありませんでした。北川くんも皆さんの前で話すのは緊張することもあったかと思いますが、しっかり準備してくれました。本校には活躍している生徒がたくさんいますので、今後もこのような機会を提供していきたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。出席確認とアンケートのご協力をお願いします。最後にお二人に拍手を送りましょう。ありがとうございました。出席確認ができた方から退出してください。スマートフォンで入力できない方は紙に記入してください。

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